白内症の手術費用

白内症といえば目の病気としてはもっとも有名なもののひとつ。これは瞳孔の奥にある水晶体というカメラのレンズのような働きをする透明な器官が白く濁ってしまうことで生じるもの。

初期の段階ではちらついたりする程度で、自覚症状もあまりないが、進行してくると視力が衰え、ついには光しか感じられなくなってしまう。

じっさいそこまで進行することはあまりないとされている白内症だが、じっさいに視力が低下し、日常生活に支障をきたすようになれば、治療が必要になる。

白内症の治療は手術によって行われる。白内症手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の水晶体を移植する方法がとられる。これにより、他の器官に問題がない場合は視力はほぼ正常な状態にまで回復することができる。手術は局部麻酔によって行われ、要する時間は10分から20分程度。

白内症手術の技術は年々向上し、現在では安全性も効果も高い。安心して受けられるようになっている状況であるといえる。

3割負担で4万~6万程度

そうなると気になるのは手術費用。どれぐらいの手術費用がかかるのだろうか。

白内症手術には当然だが保険が適用される。そのため手術費用は3割負担で済むことになる。各医療機関によって差が生じるが、3割負担で4万~6万程度というのが一般的。

また、白内症でもっとも多いのが加齢によって生じる老人性白内症。そのため手術を受ける人も老人が多い。老人医療証を持っている人の場合は手術費用は1割負担で済むことになる。

ただし、白内症手術の場合、手術はすぐに済むが、完全に回復するまで術後安静にする必要があることから、入院したり、外来でも定期的に通う必要があるため、手術費用のほかに費用がかかることになる。